自分の勉強や開発をあまりしていない
はてブすると同時にツイートしたつもりが、ツイートされてなかったので、ここで気持ちをまとめてみる。ちなみに田舎の核家族で未就学児2児の父です。
元記事では、時間がないことではなく、集中できないことに焦点を当ててるけど、自分の場合はたまに集中できることもあるので、論点がずれてるかもしれない。それでも、
自分が集中できないのは仕方ない。今はそういう時期なのだ。息子と妻に向き合って一緒にキャッキャウフフして過ごしていく方が今はよさそう。
という結びは自分の気持ちに合っていたので、大筋では一緒かもしれない。
平日の過ごし方が例として挙げられていたけど、休日のほうがこの選択をしたかどうかでの振れ幅が大きそうだと思った。休日に集中するための時間を作ろうと思ったら、自分以外全員で買い物に出かけてもらったり、逆に自分だけが出かけたりしてまとまった時間を確保することもできるだろう。でも自分は月2日程度を除いては、基本的にはしてない。どちらを選ぶのが良いとか、そういうことは考えてなくて、自分がそうしたいと思ってるだけ。
何かを作りたいという気持ちを、例えば料理方向で発散するのもいいと思ってる。
息子と作った餃子でキメる pic.twitter.com/4dflHUcDoC
— りちゃ🏠🌈 (@rch850) 2021年8月15日
平日はどうかと言うと、寝かしつけ、家事などが落ち着くのが22時から23時頃なんだけど、気力があるときはそこから2時ぐらいまで作業してる。今日もそんな感じ。どちらかというと、勉強や開発でやりたいの方向性が自分の状況の変化とともに広がってきていて、全部できないことへのもどかしさは感じる。これについては時間があったところで起こることだろうなって考えで、もどかしさを鎮めている。
気持ちとしては、大体こんなところかなぁ。今週末は ISUCON 11 で、そこは何もできないよと妻には伝えてある。最近は、そこに向けて特段集中力が高い状態ってのはあるかもしれない。終わったら、しばらくは寝かしつけで一緒に寝落ちする日が続くんだと思う。
幼児の子育て中に色覚異常で困ったこと
まぁまぁな色覚異常(色弱)持ちの自分が、子育ての中で困ったことをまとめました。子どもができて、パートナーがそういった状況だったら、参考にしてみてください。
注意:色覚異常は個人差があるので、個人の感想として捉えてください。
どれぐらい色覚異常かっていうと、このツイートの写真を見てもらえれば分かると思います。「みどり」と書いている本人は大真面目でした。
色弱の俺がなんも考えずに書いてつっこまれたやつ pic.twitter.com/lO8Xv5sghq
— りちゃ🏠🌈 (@rch850) 2019年8月14日
0歳、1歳ぐらいで困ったこと
- うんちのいろが分からない。
- 子育てしたことないと、なんでうんちの色?って思うかもですが、「赤ちゃんのうんちの色で成長と健康チェック!」(ムーニーのサイト。うんち写真あるので閲覧注意)といったサイトがあるぐらい大事なことです。赤色が混ざっていると注意みたいなんですが、赤とか茶色とか緑とか、あまり区別つかないので分からないんですよね。
- 顔色が悪いかどうかがよく分からない。
- 発疹が出ているかどうかよくわからない。アレルギー、突発性発疹、注射のあとなど。
- 料理の火のとおり具合が分からない。
- 子どもがいなくても困るといえば困るんですが、大人なら多少火が通ってなくてもお腹が強いのでなんとかなっちゃいます。でも赤ちゃんはちゃんとしたいんですよねー。
- 洋服を買うとき、着せるときに、変な色、変な組み合わせを選んじゃってないかな?っていう不安感。
- 自分の服は自業自得だからいいけど子どもはちゃんとしたい。
2歳から5歳ぐらいで困ったこと
2歳ぐらいになってくると、実害がある困りごとは減ってきますが、教育面で困ることがちょいちょい出てきました。
- 子どもから色を聞かれて、まちがった色を教えてしまう。クレヨン、折り紙など。
- 紅葉や虹などの美しさが分からないから伝えられない。
色覚異常の気持ちを知るヒント
※個人の感想です
いろいろと困ったことを挙げましたが、そもそもなんで分からないんだろう?と思う方が大半だと思うので、個人的な感覚を書いておきます。
初夏の葉っぱを指して緑色というとき、僕の頭の中はこうなってます。
- 「この葉っぱは(緑色だから)緑色」
- 「この葉っぱは(緑色のような茶色のような……でも秋じゃないしたぶん)緑色」
こうやって「緑色」と答えているので、なんだ分かってるじゃん。って思われがちなのですが、分かってるというか、予測している感じです。
だけど、うんちの色の場合は、こういった予測がほとんどできないので、分からない、となってしまうんです。
クレヨンの色などは、初見で分からなくても、何度も見て覚えることで正解率を上げられることがあります。でも、このトレーニングは特定のクレヨンのためのものだから、別のクレヨンが出てくるとまた分からなくなるかもです。
じゃぁどうしているのか
基本的には妻に頼ってます。ありがたや〜
色がわかるようなアプリを使うこともありますが、光の反射などでうまく働かないこともあり、参考程度という感触です。
世にも奇妙な Safari の audio 要素の挙動
audio 要素というか HTMLAudioElement
ってありますけど、あれの play 関数の挙動が Safari だとえらい奇妙だったって話です。ちなみに macOS, iOS どちらの Safari も同じでした。
2回目以降の play の再生開始が遅延する
Safari で次の codepen の Play を押して再生すると「さん、に、いち、はい」と聞こえます。再生が終わってもう一度 Play を押すと「ぁん、に、いち、はい」と、最初の s が聞こえません。new AudioContext() ボタンを押すと、この問題が起こらなくなります。
See the Pen Safari HTMLAudioElement.play delay bug by rch850 (@rch850) on CodePen.
codepen にも書いてますが、StackOverflow の HTML5 Audio tag on Safari has a delay のコメントにこのソリューションが書いてありました。なぜ直るかはわからないそうですが、とにかく直ります。
ちなみに、AudioContext をいくつも new してるとエラーになった記憶があるし、そういったことを言っている2015年の記事もあって、無尽蔵に new するのはいけないと思っていたのですが、今は100個作ってもエラーにならないようです。とはいえ不必要に何個も作るのは避けたほうがいいでしょう。
多分 python -m http.server で立てたサーバが返した mp3 だと2回目以降再生されない
遅延どころか再生できないのかよって話なんですが、できないんです。じゃぁ最初の遅延に気づいたのはなぜかっていうと、そっちは npm run serve
的なもので見てたからです。
最初は localhost 限定の現象かと思ったのですが、ngrok を通してちゃんとしたドメインかつ https にしても変わらなかったので、これは python の http.server のせいだな、と勘付きました。
audio 要素の src に指定する URL を外部の URL にすれば鳴るので、src に指定するファイルの供給のされ方に原因があると推測しました。
python -m http.server
する代わりに npx http-server
したら直りました。
まとめ
- Safari で HTMLAudioElement (audio タグ) の動作に奇妙なところがある。
- 2回目以降の play の再生開始が遅延する → new AudioContext() すればよい。
- 2回目以降の play で再生されない →
python -m http.server
を使っているならnpx http-server
など他の手段にするといい。
Google Tag Manager のプレビューがポップアップになる件と最新の Chrome 拡張
プレビューがポップアップで出ちゃうのを別タブにする件
Google Tag Manager のプレビューの仕組みが変わって、だいぶ使いやすくなった。
のだけど、プレビューサイトがポップアップで開いてしまう。モバイルでの動作を確認したいのだけど、このポップアップで DevTools を開いても、モバイルエミュレーションを出す "Toggle device toolbar" のボタンが出てきてくれない。
困ったなーと tag manager preview でぐぐったら、この記事に行き当たりました。
文字通り新しいプレビューの話。Chrome の拡張機能を入れましょうって話があって、メリットがこのように書いてありました。
- プレビュー対象ページを通常のタブとして開ける(進む、戻る、URLの変更などの操作が楽)
- プレビュー対象のタブでChromeのモバイルエミュレーション機能が使える「target=”_blank”」属性を持つリンクにより新たに開いたタブもプレビュー可能
そのとおりだ!と思いつつ、拡張入れてた気がするんだけどなーと思って確認したら、無効化してありました。Chrome の動作が不調だったときに無効化して、そのままにしてしまったと思われます。有効化したら、無事に別タブで出てくれました。
Tag Assistant Legacy ってことは最新版があるのか?
さて、気になったのはこの拡張の名前の "Tag Assistant Legacy"という名前。Legacy ってことは最新版があるのか?
探してみたところ Tag Assistant debug mode - Tag Assistant Help に "Tag Assistant Companion" へのリンクがありました。これを入れて Legacy を無効化しましたが、プレビューは引き続き別タブで開いてくれました。ひとまずそこの要件は満たしてくれそうです。
ヘルプにあった Chrome 拡張の機能リストの和訳です。
- iframe 内のグローバルサイトタグも検出します。
- 現在のウィンドウから開いたポップアップやタブもデバッグできます。
- デバッグウィンドウが、ポップアップではなく新しいタブとして開きます。これによってブラウザの URL を書き換えたり、リファラーに関するデバッグがしやすくなったりします。
- 同じデバッグセッションで複数のウィンドウをデバッグできます。
新しい拡張は、ユーザー数も少なく、評価やレビューも散々なのが気になりますが、ひとまずこっちを使ってみて、不満があれば Legacy に戻すことにしてみます。
ユニコーン企業のひみつを読んだ
エンタープライズではない、かといってスタートアップというほど小さくも若くもない、そんな自分の環境に合った話だった。
内容
- 抽象度が高めの目標(ミッション)と権限を与えた小規模なチーム(スクワッド)を作り、信頼する。
- トライブなどの仕組みでスケールさせる。
大まかに言うとこんなところなんだけど、まず、それらの話の前にある、プロダクトとプロジェクトの比較、スタートアップとエンタープライズの比較が面白くて引き込まれた。プロダクトを作っている人にはそう思ってもらえそう。後半の「信頼してないの?」で出てくる例なんかも笑いを誘ってくる。
スクワッドの人数は8人以下(Two-Pizza Teams か?)と書いてあるのを見たときに、自律的なチームの人数としてはちょっと少なくないか?と思った。しかし読み進めていくと、データサイエンティストや、生産性改善など、スクワッドに含まれない役割もあるとのこと。ミッションに集中して自律するには、自己完結するより、一部の機能は外に出して人数を絞るのもありだなと思った。
10章のコラムでは「米海軍で屈指の潜水艦長による「最強組織」の作り方」と「モチベーション 3.0」が出てくる。前者は全然知らなくて、後者は動画で見ただけだから、どちらも読んでおきたいと思った。
今の環境と比べて
スクワッドとも言えそうな規模のチームがあって、それを横断するチャプターのようなものがある。フロントエンドとかサーバとか。そして、それとは別に任意参加のギルドのようなものもある。トライブが必要なほどの規模ではない。
だから、ここで書かれている構成はイメージしやすかったし、出てくる疑問、例えば「エンジニアのレポートラインは、スクワッドのマネージャーなのか、チャプターの誰かなのか」といった疑問も同じように感じていた。
自分がどうしているかというと、必要に応じてスクワッドのマネージャーとチャプターリードとの間で問題を共有するから、レポートラインはどちらでもいいよとしている。やりたい事の方向性はスクワッドで、実装はチャプターでといった割り振りがいいんじゃないか。
ミッションもあるし、権限もそれなりに与えられているので、あとは自律性を高めていくだけかな、と思っている。
耳掃除したら耳が聞こえなくなって、耳鼻科に行って治してもらった
ここ1週間ほど、鼻水がひどくて、無限に鼻をかんでティッシュの山を築き上げる日々だった。どうも右耳がすっきりしない感じがしてきて、小指で耳をほじってみたら、少し耳垢が取れた。耳垢の一部が削れて取れた感じだった。これがたしか土曜夜ぐらいの話。
そして月曜の朝、改めて綿棒で耳垢を取ろうとしたところ、少ししか取れない代わりに、どうも聞こえが悪くなってきた感じがしてきた。
耳かきしすぎで耳が聞こえなくなるとかいう情報をどこかで見た気がするんだけど、今がそれなのでは??と思って、左耳を閉じてみたら、両耳を閉じたぐらいの聞こえになった。つまり、右耳を閉じていないのに、閉じたと同じ状態。これは聞こえなくなったか?ちょうど新しい朝ドラが話題になっていたのと、雨が降っていたのとで、「半分、青い。」を思い出した。外に出て雨音を聞いてみたけど、あんまり半分青い感じはしなかった。あの話では傘を差していたんだっけか。
いろいろ試してみようと思って、静かな環境でスマホを正面に構えて、音を流してみた。そうしたら、左耳だけイヤホンをさした状態としか表現できない感覚だった。ワイヤレスイヤホンを右耳だけ付けるってことをしょっしゅうしているんだけど、それの左耳バージョンで、実際、左耳にイヤホンがささってないか確認したぐらいだった。スマホを左右に動かしてみたけど、左耳イヤホンの感覚は続いた。
雨の音のときに極端に左耳だけって感じがしなかったのは、人体のいろいろな感覚が補完していたからかもしれない。でもスマホはダメだった。人体の不思議。
とりあえず耳鼻科に向かったはいいものの、運転中はかなり不安だった。いつもより対向車の音が小さい気がする。いや、小さいどころじゃなくて、聞こえてないんじゃないか?人体がいい感じに補完して聞こえている気がしてるだけなんじゃないか?
そうこうしているうちに、耳鼻科に着いた。受付の人がなにを言っているか聞き取りにくくて、左耳を寄せて聴くようにした。そして、耳鼻科の先生に状況を説明して、軽く耳の中を見てもらったあと、ベッドに横になるように言われた。
ここからプロの耳かき。「触るから動かないでねー」と言われ、何かしらの機械が耳の中のどこかに触れて耳垢を取っているようだった。この感じ、去年初めて胃カメラを飲んだ、いや、鼻から入れたときに近くて、苦手だ。別にお医者さんが悪いわけではなくて、個人的に苦手だ。早く終わってくれーと思いながら、体を固くして待っていた。体感5分、おそらく実時間1分程度で処置は終わった。測っておけばよかった。こんな ASMR があったら嫌だなって思った。
と思ったのも束の間。左耳も見てくれるとのこと。さすがにこっちは浅いところを少し見るだけだろう、と祈っていたら、そのとおり終わった。
最後に、取れた耳垢を見せてもらったけど、よく耳に入ってたなと思うと同時に、これは綿棒ではどう頑張っても取れないし、押し込まれるに決まってるわっていうサイズだった。そりゃ聞こえなくなるわ。ひとまず無事に治ってよかったです。
「耳垢栓塞除去」というらしい。どんだけ耳垢溜まってるんだって思われそうだけど、鼻水の影響で急激に溜まったものだと思いたい。